SANTARI(サンタリ)SABO(サボ)の履き心地レビュー【革靴紹介】

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今年は2週間に1回くらいのペースで投稿したかったのですが、久しぶりの更新になってしまいました。

今回は最近購入した1足を紹介します。

SANTARI(サンタリ)SABO(サボ)の履き心地レビュー【革靴紹介】

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今回購入したのはSANTARI(サンタリ)のSABO(サボ)

今回購入した1足はSANTARI(サンタリ)のSABO(サボ)です。

santari_sabo_review全体

仕様

仕様は以下のようになっています。

ブランドSANTARI/ サンタリ
型番(靴名)SABO Strapless /サボ
デザインサボサンダル
black(ブラック)
アッパーワックスコマンダー
ソールイタリアンレザーソール
製法セメント製法(修理可能!
購入時期2023年4月
購入価格35,200円(2023年6月現在は42,900円になっていました。)

今回紹介するSABOはストラップなしのデザインになっていますが、ストラップ付きのデザインも販売されています。

尾錠がアクセントになってストラップ付きもいい感じでしたが、ストラップなしの方が履きやすかったので、今回はストラップなしを購入しました。

ストラップつきはこちら

https://ecou.tokyo/product/sabo-Buckle-type/

購入するきっかけ

今まで夏に履いていたビルケンシュトックもボロボロになってきているため、夏のサンダルとして今回購入しました。

ぼろぼろになったビルケンシュトックのサンダルはこちら

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サボ(Sabot)とは

サボ(Sabot)は、フランス語で木靴という意味のようで、木をくり抜いて作られ、ヨーロッパの農民が履いていたようです。

つま先から足の甲まで覆われており、かかと部分は露出したデザインです。

SANTARI(サンタリ)について

SANTARIは、2018年に浅草で靴職人の舘篤史さんによって立ち上げられた革靴ブランドです。舘さんは、1990年代から浅草で靴作りを学び、2012年に独立してTATE SHOESを立ち上げました。

舘さんの経験と技術を活かした、シンプルで美しいデザインの革靴を展開しており、ハンドソーン製法で丁寧に仕上げられています。ハンドソーン製法なので、履き心地が良く、長く愛用できると評判です。

国内の靴ブランドのスキンステッチを請負っていたりもするようです。

Santariのホームページは以下です。

https://santari.jp/

今回はネット注文ではなく工房でのカスタムオーダー

今回は浅草の工房で購入し、注文する際にすこしだけ通常の仕様から変更しています。

  • コバを通常よりも濃いブラックに
  • 踵を1cm通常よりも高く

踵については、通常の高さだと靴が脱げないように余計な力が入りそうだったので、1cm高く変更しました。

コバについても通常よりも濃く変更してもらいました。

当初は雨でも履けるようにハーフラバーを貼る予定でしたが、必要であれば街の靴修理屋さんでハーフラバーを貼ればいいとのことでしたので、今回は見送ることにしました。

今回は変えていませんが、以下の変更もできるようです。

  • ストラップモデルの金具の色を変更
  • アッパーを変更
  • ソールをevaのものに変更

SANTARIの工房に行くと足のサイズも測ってくれるので、オンラインではなく浅草の工房で購入することをおすすめします。

オーダーしてから届くまでだいたい1ヶ月くらいでした。

商品紹介レビュー

デザインを見ていきます。

santari_sabo_review全体

アッパーはCharles F Stead社のワックスコマンダーが使われています。

起毛させた革にワックスをのせ圧縮しているため、雨に強くなっています。

santari_sabo_reviewつま先

つま先にはメダリオンがついています。

メダリオンは貫通しているため、通気性がよさそうです。

santari_sabo_reviewサイド

santari_sabo_reviewサイド

カスタマイズしたためコバの色は濃いめのブラックになっています。

靴の内側に縫い目があるので、かかとはシームレスになっています。

santari_sabo_reviewヒール

通常の仕様から1cmかかとを高くしていますが、一般的な靴に比べてかかとが低く、すこし丸みをおびています。

santari_sabo_reviewインソール

インソールにはサンタリのロゴが入っています。

santari_sabo_reviewソール

ソールはレザーソールで、ヒールはラバーになっています。

踵の内部はくり抜かれているおり、他の靴よりも軽い設計になっています。

履き心地について

普段はUK5.5を購入していますが、今回は7を購入しました。

履き心地については、今回の靴はいつもよりゆとりのあるサイズ感(今までがタイト過ぎた?)で購入しているので、とても履きやすいです。

セメント製法のため、返りも良く、履き始めから靴ずれはしていません。

芯材が極力使われていないようですが、柔らかいわけではなく、思ったよりしっかりした革といった印象です。履いていくうちに柔らかくなっていくのでしょうか。

踵についても、カスタムで1cm高くしているため、脱げそうという心配がなくなり、履きやすくなりました。

アッパーが雨も強い革ということもあり、雨でも気にせず履くことができますが、ソールがレザーソールなので、大理石のような場所ではかなり滑ります。

そのため、雨でも履こうと考えている方はハーフラバーをつけたほうが良さそうです。

また、雨がそこそこ強いとメダリオン部分から浸水してくるので、大雨は避けた方が良さそうです。

サンダルというよりはぼぼローファーみたいな感覚で履いています。

通気性は他の革靴よりは良いとは思いますが、非常に優れているという感じではありません。

まとめ

今回はSANTARIのSABOを紹介しました。

履き心地も良く気軽に履けるうえに、雨でも気にせず履けるため、暑くなってくるこれからの時期には最適な一足だと思います。

(革靴好きにとっては)価格も高くないため、手が出しやすいというのも魅力的です。

工房で購入する際に試しに履いてみたサンプル靴(05ラスト)の履き心地がとてもよかったので、次は普通の革靴もオーダーしたいと思っています。

 

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